お宮参り・百日祝い(お食い初め)

お宮参りは、生まれて初めての大切なセレモニー。 ドレスアップしたかわいい赤ちゃんを記念写真に残しましょう。生後6ヶ月の「ハーフバースデー」では、笑顔の写真も。

「お宮参り・初宮詣り」そして「百日祝い(お食い初め)」は重要な行事です

お宮参り・初宮参りとは、お子様が生まれて初めてその土地の守り神である産土神(うぶすながみ)にお参りし、健やかな成長を願う行事です。

赤ちゃんが生まれると、まず7日目に「お七夜」という名前を付ける命名式を行います。生後30日を過ぎると産土神に「お宮参り」「初宮詣り」をして、100日を過ぎると「お食い初め」、そして初節句に1歳のお誕生日となります。

これらの行事はすべて、子供が健やかに丈夫に育って欲しいという、ご両親の切なる想いが具現化した行事です。

お写真を撮るなら、30日前後のお宮参りはもちろんですが、100日ぐらいも表情が出てきておすすめです。また、ハイハイやつかまり立ちの頃も、ふとした仕草や表情がかわいいので、プロの写真に残すことをおすすめします。

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お宮参りは生後30日前後の天候の良い日に行う

地方により様々ですが、一般的にお宮参りの時期は、男の子では生後31、32日目、女の子では32、33日目が良いとされています。しかし、日数にこだわる必要はなく、1ヶ月健診が終わった生後30日前後でさまお母さまや赤ちゃんの健康を最優先で決めてよいでしょう。夏の猛暑時期や冬の極寒時期も無理に行う必要はなく、気候の良い季節になってからでかまいません。

実際に、関東地方では生後30日から100日前後までと様々です。首が座ったタイミングでお宮参りをするケースも増えています。

また、お祖父さまやお祖母さまが遠方に住んでいる場合等、何度も集まってお祝いをする事が難しいケースもあります。お宮参りの後の食事会で、同時にお食い初めを行うというご場合もあります。

ご家族揃っての記念写真も、各家庭の事情に合わせて調整をするとよいでしょう。

お宮参り・百日祝いでは祝い着やベビードレスが人気

お宮参り・百日祝いの赤ちゃんの服装は、和装の場合、男の子なら、羽二重の紋付で鷹や鶴などのおめでたい絵柄の「熨斗目模様」が定番です。女の子の場合は、ちりめんの花柄や友禅模様の祝い着が人気。祝い着は、赤ちゃんを抱いているひとの後ろで結び、その紐にお守りをぶらさげる地域もあります。

洋装の場合、ふわふわシフォンのベビードレスにケープをかけるスタイルが人気です。

最近では、レンタル衣装を利用する人も多く、お参り用のレンタル衣装が付いた、写真館のお宮参り撮影プランも手軽で人気を集めています。お近くの写真館にお問合せください。

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お宮参りの家族の服装は、ご両家のバランスも意識して

ご両親の服装は、お父さまはスーツ、お母さまはスーツ・ワンピース・和装など、フォーマルな装いにしましょう。お祖父さまやお祖母さまも参列される場合は、服装がバラバラですとバランスが悪いので、事前にすり合わせておきましょう。

赤ちゃんに和装の祝い着を着せる場合、昔はお母さまやお祖母さまは着物を着用するのが普通でしたが、現在ではスーツやワンピースなど洋装が多いです。

着物の場合は、派手な柄は避けて、無地一つ紋や小紋、訪問着がよいでしょう。

授乳が必要な場合は特に「脱ぎやすくて負担の少ない服装」という視点も取り入れて、服装を選んでください。

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お宮参りの初穂料・玉串料の目安は、5000円から1万円

お宮参りの際、お参りとお賽銭だけでもかまいませんが、お祓い(おはらい)をうけて祝詞(のりと)を上げてもらう場合は、事前に社務所に連絡しておきます。その際、祈祷の料金を規定しているのか、事前に確認しておきましょう。

お宮参りの祈祷料のことは、初穂料(はつほりょう)や玉串料(たまぐしりょう)と呼びます。もし金額の規定が無い場合は任意の額を包みますが、5000円から1万円ぐらいが一般的な金額の目安となります。

当日は、上段に「御初穂料」もしくは「御玉串料」、下段に赤ちゃんの姓名を表書きした、白い封筒または祝儀袋(紅白、蝶結び、のしなし)に入れて、お礼として渡します。

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お宮参りでも一般的な神社のお参りと同じでOK

基本的には、一般の神社でのお参りと同じです。

神社の入口にある「手水舎(ちょうずや)」で手を清め、口をすすいでから社殿に進み、お賽銭をあげます。次に鈴を鳴らし、2回礼をし2回手を打ち、ここでお願いごとなどを手をあわせて祈願し、そして1回礼をします。「二礼、二拍手、一礼」と覚えましょう。

横浜近辺で有名なお宮参りの神社

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生後6ヶ月の記念日「ハーフバースデー」

赤ちゃんがこの世に生を受けて6ヶ月目に行うお祝い「ハーフバースデー(1/2バースデー)」。本来のハーフバースデーは「長期の休暇中に誕生日を迎える友達を、半年前・半年後にみんなでお祝いする」というアメリカ・イギリスの風習です。それが日本では「生後6か月のお祝い」として定着してきました。

生後6か月の赤ちゃんは、寝返りを打てるようになり、表情も豊かになります。よく笑ったり、人の顔がわかるようになったり、日々成長を感じられることでしょう。お父さま、お母さまも、自分の頑張りを褒めてあげたくなる時期です。

では、どんなお祝いをするのでしょう。

最近インスタグラムなどで人気なのが「寝相アート」。定番は、「/2」という部分だけ文字を作って、1のところに寝ている赤ちゃんをそっと置いて「1/2」という文字を完成させます。たくさんの可愛い小物で演出したり、アイデアも多岐にわたります。

そして、ちょうど離乳食に切り替わる時期なので、「離乳食ケーキ」を作るお母さまも多いです。「離乳食ケーキ」で検索するとレシピが一杯出てきますので、チャレンジしてはいかがでしょうか。

ハーフバースデーの記念写真は、出張撮影のスタジオにお任せください。
赤ちゃんの自然な笑顔やお父さま、お母さまの力作をプロのカメラマンが撮影します。

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写真スタジオなら衣装付きプランでお手軽

フォトスタジオや写真館でのお宮参り写真の撮影は、赤ちゃんの衣装が豊富な上、写真とセットになったお得な料金設定で、手軽にご利用いただけます。またクリーニングせずに、お参り後そのまま返却できる手軽さや保管の手間がかからないこともメリットです。

外出OKの衣装レンタル付きプランを用意しているスタジオも多いので、是非ご利用ください。

お宮参り当日の撮影の場合、赤ちゃんのペースを考えて、時間に余裕を持って写真館をご予約ください。また、お宮参りの日とは別の日に、ゆっくり撮影をする前撮り・後撮りもおすすめしています。

ご両親と赤ちゃん、ご両家のお祖父さま、お祖母さまが全員揃うという機会は今後なかなかないもの。赤ちゃんの成長と思い出の大切なシーンとして、お宮参りの写真を撮影しておくとよいでしょう。

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写真館への質問コーナー

question
お参りしているシーンを撮影したいのですが、神社への出張撮影は可能でしょうか?
answer
出張撮影が可能な写真館もありますので、直接お問合せください。
神社で撮影をする場合は、祈祷中などは撮影NGな場合もあるので、事前に確認するとよいでしょう。
question
写真館で撮影する場合は、どのくらい時間がかかりますか?
answer

新生児は眠っている時間が多いので、撮影タイムを起きている時間に合わせられるとスムーズに進められます。赤ちゃんの普段の生活で機嫌が良い時間等が分かれば、その時間に撮影の予約を入れてスケジュールをたててみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんの機嫌によって撮影時間も異なりますので、余裕を持ったスケジュールをおすすめします。

写真館で撮影される場合は、いいお日柄に集中するため予約が早く埋まってしまいますので、できるだけ早めに予約をしておきましょう。

question
赤ちゃんの衣裳は借りられますか?
answer
各種衣裳をとり揃えている写真館がほとんどですが、種類や色・柄など写真館ごとにご用意が違いますので、ご予約の際に各写真館にお問合せください。
question
命名の色紙と一緒に撮影できますか?
answer
はい、お持ちいただければ一緒に撮影できます。
色紙の場合はそのままでも構いませんが、半紙など柔らかい紙に書かれている場合は、額装してお持ちください。
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